飾り棚付きのガラスダイニングテーブル
最初十年くらい前に作ったガラステーブルです。
住宅の構造体に使う 2×4(ツーバイフォー)材の中の2×10材を使って組んだ脚部に、ガラス屋さんに注文した天板を載せています。
2×4材は集成材と違って反りやすく、アバレが大きいのですが、
それもまた面白いと思って使ってみました。
当初は白木のまま、脚の坊主面も天板の木部も無かったのですが
使っているうちに手を加えたくなり、塗装したり、削ったりと
何度もバージョンアップして今の形になりました。
使いながら進化させていけるのも、DIYの醍醐味ですね。
脚を支えるための2枚の横材の上段を普段使いの食器の飾り棚に使っています。
すぐに取り出せるし、すぐ上がガラスなのでホコリもたまらず食器も
キレイに見えます。
高さのある食器は飾れませんが、マグカップくらいまでならオーケー。
好きな食器が毎日近くで見られるので、ゴキゲンです (^_^)v
飾り棚のグリーングラデーションの敷き布は “KARAKO” で購入しました。
お気に入りのインテリアショップのひとつです。
天板の一部ガラスの上には集成材を加工して両面テープ止めで乗せてあり、
食事の準備スペースや飾りスペースに使っています。
スペースに余裕のある家なら、このスペースはなかなか便利です。
横材の両脚の外側は、テレビのリモコンやティッシュ置き場として重宝しています。
ガラスのダイニングテーブルは指紋や食器の結露など付きやすいですが、
気にしないでおおらかに使っています。
空間に広がりを感じられて、いいものです。
造りが粗いので揺れるため目立たない箇所で金物補強してますが、
まだちょっと揺れます。
それもまた味わいということで。(笑)
ただしこの家具、結構重いです。
一人で移動はキツイかも。
木材と塗料等の材料費は2×10材の場合で1万円強、
集成材の場合は約2.5~3万円です。
集成材の方が精度よく作れますし、揺れも少ないですが
気にしなければ2×10でも十分。
加えてガラスの天板はガラス屋さんに注文で通常3~4万円です。
(私は近所のガラス屋さんをたくさん当たって 安いところを探して、
2万円でゲットしました。)
予算が許せば、強化ガラスが傷つきにくくてお勧めです。
(1万円程度高くなります。)
最初に投稿した時はガラス屋さんから聞いた簡単な情報だったのですが、
先日ガラスメーカーに詳しく電話で聞いてみたら、『強化ガラス』は確かに『割れ』には強いそうですが『表面の傷』には普通のフロートガラスより弱いそうです。
テーブルトップに使うには、普通のフロートガラスの方が傷はつきにくいということが
わかりました。(びっくり!)
とはいえ、フロートガラスも全く傷がつかないわけではありません。
というわけで、ガラスの角や全体が割れるのと、傷がつくのと、どっちのリスクをとるのかという事になります。
私の結論は、無理な使い方をしなければ、ガラスが割れるケースは少ないので
普通のフロートガラスで、数年に一度傷が目立つようになったら取り替えることにしました♪
この家具の製作図面は下記からダウンロードできます。
よかったらお持ち帰りください。
図面では下の横材を少し上げて足元に余裕をもたせる変更を加えています。
製作に困られた時はお気軽にメールをいただければ、メールやスカイプでサポート致します。
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